2017年 09月 13日
【ご案内】原発賠償京都訴訟原告団の手記集「私たちの決断 あの日を境に……」(耕文社、A5、128頁・著者割引価格1,000円)をご購入ください! |
皆様にはいつも励ましをいただき感謝申し上げます。
私たちは、「原発事故による」避難者が原告になり国と東京電力を相手取り裁判を起こしている原発賠償京都訴訟原告団です。裁判では、私たちの避難の権利や事故の究明、責任の追及、原発事故被災者全員への恒久的な政策を求めています。
2011年3月11日の東日本大震災による福島第1原子力発電所の事故は、私たち避難者の生活を一変させた苦しさに満ちた出来事です。原告の一人である私は当時、福島県南相馬市から3週間の福島市での避難生活を経て、小学生だった子ども2人と4月の始業式に間に合うように、ごみ袋2つに着替えを詰めて、京都府へと再避難してきました。子どもたちは、お友だちとさよならも言わずに新しい生活をすることになりました。
あれから6年半が過ぎ、事故の原因究明も廃炉作業も進んでいません。福島県内は除染の効果も見られていません。避難者への唯一の支援であった住宅無償提供の打ち切りにより避難元にいる家族と避難先の母子のダブルの生活費で生活困窮になり避難を断念したり、避難者の子どもの中には、新しい土地になじめずにいじめにあったり不登校になってしまう子もいます。情報は統制され、さも「勝手に避難している」かのようにみられたりしています。
当事者である東電は、想定されていた津波対策をせず、私たちの税金を投入し経営の延命がなされ、今は事故後初めての原発の再稼働認可が下りる事態となっています。ここ関西でも、原発事故は風化の一途をたどり、関西電力でも再稼働が平然と行われています。福島県よりも原発立地の条件が悪いこの若狭原発群で、もし事故が起きれば避難することがどれほど困難なことか、本当にみんなが考えてほしいです。
私たち原発賠償京都訴訟原告団は、今月29日に結審、来年3月29日に判決を迎えます。これを機に、『私たちの決断 あの日を境に…』という本を上梓(じょうし)いたしました。原発事故の恐怖や、避難の場景、避難先での生活の苦労やみなさまへのささやかな感謝の気持ちなどが書かれています。避難のガイドブックのような1冊です。これをきっかけに今後も一層ともに行動できますよう願っています。
原発賠償京都訴訟原告団共同代表・福島敦子
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みなさん
原発賠償訴訟・京都原告団を支援する会事務局の奥森と申します。
京都訴訟原告団の手記集「私たちの決断」が完成し販売を開始しています。
ぜひ、お買い求めください。
支援する会のウェブサイトからメールで申し込めます。
http://fukushimakyoto.namaste.jp/shien_kyoto/17OurDecision_apply.html
また、添付の申し込み書によりファクスでも申し込めます。
ぜひ、ご購入ください!
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原告の手記集「私たちの決断 あの日を境に……」
原発賠償京都訴訟原告団 編 耕文社、A5、128頁
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福島の原発事故を忘れたかのように原発の再稼働が進むこの日本に生きる人々へ、道しるべのような一冊ができました!
当たり前の日常を送っていた福島県や近隣都県に住まう私たちが、原発事故で避難を決意し国と東京電力を訴えた理由、事故後の自然の変化、身体に起きた異変、家族との葛藤、原発事故からの避難の困難。
目の前に起こったこととこれからのこと……すべてをギュッと濃縮した本をぜひ手にしてください。
●構成
はじめに/弁護団からのメッセージ/原告の思い(24人)/支援する会共同代表からのメッセージ/原告の思い~アンケートから(8人)/支援する会スタッフからのメッセージ
●税込価格1,296円のところ、著者割引で1,000円でご購入いただけます。
※郵送の場合は別途送料が必要です。
2冊まで 200円、3~5冊 400円、6冊以上 無料
●申し込み方法
支援する会のホームページのメールフォームに必要事項を記入の上、送信してください。ご注文いただきましたら、こちらから確認のメールを差し上げます。その後、注文冊数を郵送させていただきます。
http://fukushimakyoto.namaste.jp/shien_kyoto/17OurDecision_apply.html
●連絡先
原発賠償京都訴訟原告団
〒612-0066 京都府京都市伏見区桃山羽柴長吉中町55-1
コーポ桃山105 市民測定所気付
FAX:075-622-9870
E-Mail:shien_kyoto@yahoo.co.jp
私たちは、「原発事故による」避難者が原告になり国と東京電力を相手取り裁判を起こしている原発賠償京都訴訟原告団です。裁判では、私たちの避難の権利や事故の究明、責任の追及、原発事故被災者全員への恒久的な政策を求めています。
2011年3月11日の東日本大震災による福島第1原子力発電所の事故は、私たち避難者の生活を一変させた苦しさに満ちた出来事です。原告の一人である私は当時、福島県南相馬市から3週間の福島市での避難生活を経て、小学生だった子ども2人と4月の始業式に間に合うように、ごみ袋2つに着替えを詰めて、京都府へと再避難してきました。子どもたちは、お友だちとさよならも言わずに新しい生活をすることになりました。
あれから6年半が過ぎ、事故の原因究明も廃炉作業も進んでいません。福島県内は除染の効果も見られていません。避難者への唯一の支援であった住宅無償提供の打ち切りにより避難元にいる家族と避難先の母子のダブルの生活費で生活困窮になり避難を断念したり、避難者の子どもの中には、新しい土地になじめずにいじめにあったり不登校になってしまう子もいます。情報は統制され、さも「勝手に避難している」かのようにみられたりしています。
当事者である東電は、想定されていた津波対策をせず、私たちの税金を投入し経営の延命がなされ、今は事故後初めての原発の再稼働認可が下りる事態となっています。ここ関西でも、原発事故は風化の一途をたどり、関西電力でも再稼働が平然と行われています。福島県よりも原発立地の条件が悪いこの若狭原発群で、もし事故が起きれば避難することがどれほど困難なことか、本当にみんなが考えてほしいです。
私たち原発賠償京都訴訟原告団は、今月29日に結審、来年3月29日に判決を迎えます。これを機に、『私たちの決断 あの日を境に…』という本を上梓(じょうし)いたしました。原発事故の恐怖や、避難の場景、避難先での生活の苦労やみなさまへのささやかな感謝の気持ちなどが書かれています。避難のガイドブックのような1冊です。これをきっかけに今後も一層ともに行動できますよう願っています。
原発賠償京都訴訟原告団共同代表・福島敦子
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みなさん
原発賠償訴訟・京都原告団を支援する会事務局の奥森と申します。
京都訴訟原告団の手記集「私たちの決断」が完成し販売を開始しています。
ぜひ、お買い求めください。
支援する会のウェブサイトからメールで申し込めます。
http://fukushimakyoto.namaste.jp/shien_kyoto/17OurDecision_apply.html
また、添付の申し込み書によりファクスでも申し込めます。
ぜひ、ご購入ください!
原告の手記集「私たちの決断 あの日を境に……」
原発賠償京都訴訟原告団 編 耕文社、A5、128頁
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福島の原発事故を忘れたかのように原発の再稼働が進むこの日本に生きる人々へ、道しるべのような一冊ができました!
当たり前の日常を送っていた福島県や近隣都県に住まう私たちが、原発事故で避難を決意し国と東京電力を訴えた理由、事故後の自然の変化、身体に起きた異変、家族との葛藤、原発事故からの避難の困難。
目の前に起こったこととこれからのこと……すべてをギュッと濃縮した本をぜひ手にしてください。
●構成
はじめに/弁護団からのメッセージ/原告の思い(24人)/支援する会共同代表からのメッセージ/原告の思い~アンケートから(8人)/支援する会スタッフからのメッセージ
●税込価格1,296円のところ、著者割引で1,000円でご購入いただけます。
※郵送の場合は別途送料が必要です。
2冊まで 200円、3~5冊 400円、6冊以上 無料
●申し込み方法
支援する会のホームページのメールフォームに必要事項を記入の上、送信してください。ご注文いただきましたら、こちらから確認のメールを差し上げます。その後、注文冊数を郵送させていただきます。
http://fukushimakyoto.namaste.jp/shien_kyoto/17OurDecision_apply.html
●連絡先
原発賠償京都訴訟原告団
〒612-0066 京都府京都市伏見区桃山羽柴長吉中町55-1
コーポ桃山105 市民測定所気付
FAX:075-622-9870
E-Mail:shien_kyoto@yahoo.co.jp
by shien_kyoto
| 2017-09-13 00:13
| 原告本販売
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