2017年 03月 13日
第24回期日傍聴のお礼(共同代表・福島敦子) |
みなさまへ
8日の期日へお出でいただきありがとうございました。京都訴訟原告団福島敦子です。
8日は、9名の原告による本人尋問でした。
朝早くからみなさまが続々と駆け付けて下さり、傍聴席は抽選となりました。
◎署名の提出を、3階の裁判官のいる部屋へ、原告、支援者の約10名で、原告からは裁判官の日ごろの真摯的な態度へのお礼と、支援する会橋本共同代表からは公正な判決を願って署名してくださった方が85団体、個人署名8,116名もいること(今回追加分は48団体、個人4,629名分)を強く訴えて、届けてまいりました。みなさま一人一人のご協力に大変ありがたく思います。
◎101号法 廷では、少し早く傍聴席へついた我々に対し、あさみ裁判長が「ここ2回ほど静かに傍聴してくださりありがとうございます。いろいろな思いがあっても胸に秘めてほしい、ご協力よろしくお願いします」と声をかけるシーンがあって、私たち『京都訴訟団』の強い強い強い結束力!に感激するとともに、毎回、予期せぬ場面があって新鮮に感じたものです。『無言の圧力!』
◎9名のみなさまには、警戒区域から避難してきた原告、宮城から避難の原告、茨城から避難の原告、自営や農業で生計を立てていた原告、様々なドラマがあります。土いじりで生きている原告から大地を奪うということがどれほど残酷か。そして、みな、あの惨事の中、子どもたちや孫の健康、命を本気で考え、大切なた いせつな土地を離れて遠い京都まで来たこと。避難場所を転々とし、近い山形から遠き京都に避難した理由を反対尋問で問われ、「いろいろ調べた。それは、帰ることができるという選択よりも、住まえる選択をした。」 避難すること。その彼の切ない心の動きに私は、重いものが心にのしかかったような気持ちになりました。京都への避難でも、様々な困難があること。しかしながら、きちんと裁判官の目を見て、被告国、東電に顔を向け、『避難の権利』を認めてほしい!とはっきりと訴える姿。私は絶対に忘れることはありません。
◎ランチ会にも、熱いみなさまからのメッセージ!今後のイベント情報、午前中に終わった原告さんへのエールや、原告堀江さんのがんばるぞ!発言。
長時間にわたる傍聴の後の17時近い頃の期日報告会にも、多くの方が参加してくださいました。
橋本さんの、署名提出への強い報告と署名の引き続きのお願い、宗川先生からの、数字にたじろいではいけない!冷静に答えることはできる!エール。
そして、4名原告による本人尋問からの感想。みな口をそろえて同じことを伝えてくださいました。
それは、みなさまの感謝の気持ち。
「被害者が悪いようにされてしまいがちですが、一生懸命支えてくださっている支援者のみなさまがいて、私たちはここまで歩んでこれました。深く感謝申し上げます。」
次回は、3月29日(水)。9時半集合。10時15分開廷。ありがとうございました。
福島敦子
8日の期日へお出でいただきありがとうございました。京都訴訟原告団福島敦子です。
8日は、9名の原告による本人尋問でした。
朝早くからみなさまが続々と駆け付けて下さり、傍聴席は抽選となりました。
◎101号法 廷では、少し早く傍聴席へついた我々に対し、あさみ裁判長が「ここ2回ほど静かに傍聴してくださりありがとうございます。いろいろな思いがあっても胸に秘めてほしい、ご協力よろしくお願いします」と声をかけるシーンがあって、私たち『京都訴訟団』の強い強い強い結束力!に感激するとともに、毎回、予期せぬ場面があって新鮮に感じたものです。『無言の圧力!』
◎9名のみなさまには、警戒区域から避難してきた原告、宮城から避難の原告、茨城から避難の原告、自営や農業で生計を立てていた原告、様々なドラマがあります。土いじりで生きている原告から大地を奪うということがどれほど残酷か。そして、みな、あの惨事の中、子どもたちや孫の健康、命を本気で考え、大切なた いせつな土地を離れて遠い京都まで来たこと。避難場所を転々とし、近い山形から遠き京都に避難した理由を反対尋問で問われ、「いろいろ調べた。それは、帰ることができるという選択よりも、住まえる選択をした。」 避難すること。その彼の切ない心の動きに私は、重いものが心にのしかかったような気持ちになりました。京都への避難でも、様々な困難があること。しかしながら、きちんと裁判官の目を見て、被告国、東電に顔を向け、『避難の権利』を認めてほしい!とはっきりと訴える姿。私は絶対に忘れることはありません。
◎ランチ会にも、熱いみなさまからのメッセージ!今後のイベント情報、午前中に終わった原告さんへのエールや、原告堀江さんのがんばるぞ!発言。
長時間にわたる傍聴の後の17時近い頃の期日報告会にも、多くの方が参加してくださいました。
橋本さんの、署名提出への強い報告と署名の引き続きのお願い、宗川先生からの、数字にたじろいではいけない!冷静に答えることはできる!エール。
そして、4名原告による本人尋問からの感想。みな口をそろえて同じことを伝えてくださいました。
それは、みなさまの感謝の気持ち。
「被害者が悪いようにされてしまいがちですが、一生懸命支えてくださっている支援者のみなさまがいて、私たちはここまで歩んでこれました。深く感謝申し上げます。」
次回は、3月29日(水)。9時半集合。10時15分開廷。ありがとうございました。
福島敦子
by shien_kyoto
| 2017-03-13 10:08
| 期日
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