2017年 03月 13日
【報告】第24回期日に寄せられた感想です! |
みなさま
原発賠償訴訟・京都原告団を支援する会事務局の上野と申します。
昨日の期日報告の最後に予告しておいた報告集会で書いていただいた感想文を紹介します。記名、無記名ありましたが、氏名は省略させていただきました。また、証言された原告の本名が書かれていた部分は割愛させていただきました。項目を超えて記載していたものについては、各項目に振り分けさせていただいたものもありますが、ご了解ください。
◆原告本人尋問についての感想・意見
・はじめはとても緊張しましたが、皆さんのあたたかい気持ちが伝わり、がんばることができました。これからも本人尋問が続きますので、応援していただけたら嬉しいです。ありがとうございました。(原告)
・9人9様の人生があり、原発事故に破壊された人生の深刻さがよくわかりました。
・ロボットの発声のような反対尋問にうんざりです。内容の空虚さ、人としての感情を押し殺している姿が情けないし、腹が立ちます。
・裁判中、証言中に拍手をしたい衝動を何とかおさえていました。
・我が子、我が家族のために決断し、闘っている原告のみなさんの生きる姿を知ることができ、学ぶことができました。このドラマは、多くの人に知って欲しいです。
・御健闘ありがとうございました。
・普段お話を聴く機会のない避難者のお話も聴けてよかったです。(本来であれば、東電や国の代理弁護人ではなく、東電幹部や経産省官僚に聞いて欲しいところですが…)慣れない証言台、法廷ですが、もう少し大きい声で伝えて頂けるとありがたいです。
・証言の原告のみなさま、お疲れ様でした。みなさん、落ち着いて、よく尋問を聞いてしっかり答えていました。やはり現場を誰よりもよく知っていて、避難してきた経過を述べていたのはよくわかります。浅見裁判長が、いじめの事実を詳しく聞いていたのは、避難者の被害にしっかり向き合う姿勢を示したものとして評価できるのではないでしょうか。
・モリタニングポストのこと、受診の際の医師の意見の尋問手法…。相も変わらず、都合のよいデータを引き出すために終始していた被告・国と東電の卑劣さ、学習力のなさ、それしか言えない被告側の冷たさ、無力さが今日も、又、見えていましたね。とくにひどいと思ったのは、中学一年生の暴力を含むいじめ。「福島バイキン帰れ!」に対する全員退学(自主退学と言っているがとんでもない!)、こんな処置、対応をした学校、社会、世間。認識のなさ、偏見と差別は絶対に許さない!
・被告東電や国側の反対尋問は腹が立つものばかりでした。原告側の思いに寄り添うものでないのは当然なのですが、自分たちのしてきたことの責任はそっちのけにして、原告側に避難したのは原告側の勝手だと言わんばかりでした。それぞれの人生、未来を奪ったこと、もっと真剣に受け止めてほしいと思いました。
・ヒナン者といってもひとくくりではなく、1人1人の人生、1人1人の事情や悩みを抱えながら苦渋の決断をしたこと、そしてヒナンしてからも多くの苦労をしておられることがよくわかりました。…何の責任もないのに?
・鍵は子供。子供に対しての母の愛情は知恵の源。学校での子供どうしのいじめは大いに気にかけるべき。
・モニタリングポストの数値に対して、「地上何mの数値ですか?」「土壌は○○ベクレルです」と言ってはだめなんでしょうか?
◆原告への応援メッセージ
・原告の皆さんも、支援する私たちも誰一人として一歩さがる者はいません。未来を信じて前進!
・加害者としての責任を全く感じていない東電、国に、みんなで粘り強く闘っていきましょう!
・引き続き、がんばりましょう。
・頑張りましょう。
・避難者さん達は、福島に残らざるをえなかった人達の思いを代弁してくれていると思います。応援しております。
・国、東電は、当然避難された方に補償すべきだと思いました。
・事故から早6年。住宅支援の打切りや避難区域解除、長引く裁判などいろいろありますが、共に寄り添います。一緒に闘っていきましょう?
・反対尋問はすでにパターン化しているようです。問いと答えのリハーサルをやって臨んでいるのでしょうが、引き続き頑張ってください。
・一人ひとりの気持ちがよく理解できました。生活そのものの、とてつもない破壊に怒りで一杯です。頑張りましょう。できるだけ法廷に足を運びたいと思います。
・原告のみなさんは「ひがい者」であるのに、加害者のような取り調べに怒りを感じた。よくも声をあげてくださったとありがたいと思いつつ、長い時間を過ごしています。声が出せませんが、できる限り支えたい気がしています。
・さらに奮闘してください。同時に体を休めてください。
・勝利まで共に闘い抜きましょう。
・原告の皆さん、お疲れ様でした。毎回毎回、いつもいつも、私達の矢面に立ってくださりありがとうございます。皆様の勇気と頑張りに拍手?頭が下がります。
・原告の方々の話をうかがって、いま被災地にとどまっている人たちも、避難したいと思っている人たち、避難したくてもできない人たちもたくさんおられるのだなあ、と改めて知りました。そういう方たちの思いも一緒に、原告の方々ががんばっておられることを応援したいです。
・原告のうったえにうなづく一方。
・みなさん、どんどん受け答えが上手になっていると思います。
◆京都訴訟に関して
・原告の証言はもれなく聞きたいので、マイクの近くで話すよう(ご本人は気が回らないでしょうから)ご配慮を。
・国の食品基準は高すぎます。生殖系の被害(出生率の回復)まで考えると、1Bq/kg以下でないと危険です。ウクライナ等でバンダジェフスキー達が示しています(事故前は米で0.1Bq/kg以下でした)。
・長期間になると思いますが、応援しています。
・本人尋問をきっかけに、普段なかなか傍聴に来られない原告の方もできる限り参加して、いろいろお話し頂ければと思います。
・傍聴席はもちろん、そのあとにたくさんの人々がこの裁判に関心を持ち見守っていることを署名に託して届けることが大事だと思います。たくさん集まってきているようですが、さらに訴え、どんどん届けましょう。次は1万人署名ですね。どんどん市民に訴えましょう。
(以上)
なお、3月8日の開廷前に公正判決要請署名を第2次提出しました。第1次と合わせて、団体署名は85団体、個人署名は8千筆を超えました。その後も順調に集まっており、次回期日までに100団体、1万筆を超えそうです。
署名は第2次集約(2月末締め切り)で終わりなのか、という質問をいただいていますが、署名は結審までは続けていきます。第3次集約は5月15日(5月26日の第28回期日の開廷前に裁判所に提出)、第4次集約は9月15日(9月29日の結審の日に提出)です。引き続き、ご協力をよろしくお願いします。
原発賠償訴訟・京都原告団を支援する会事務局の上野と申します。
昨日の期日報告の最後に予告しておいた報告集会で書いていただいた感想文を紹介します。記名、無記名ありましたが、氏名は省略させていただきました。また、証言された原告の本名が書かれていた部分は割愛させていただきました。項目を超えて記載していたものについては、各項目に振り分けさせていただいたものもありますが、ご了解ください。
◆原告本人尋問についての感想・意見
・はじめはとても緊張しましたが、皆さんのあたたかい気持ちが伝わり、がんばることができました。これからも本人尋問が続きますので、応援していただけたら嬉しいです。ありがとうございました。(原告)
・9人9様の人生があり、原発事故に破壊された人生の深刻さがよくわかりました。
・ロボットの発声のような反対尋問にうんざりです。内容の空虚さ、人としての感情を押し殺している姿が情けないし、腹が立ちます。
・裁判中、証言中に拍手をしたい衝動を何とかおさえていました。
・我が子、我が家族のために決断し、闘っている原告のみなさんの生きる姿を知ることができ、学ぶことができました。このドラマは、多くの人に知って欲しいです。
・御健闘ありがとうございました。
・普段お話を聴く機会のない避難者のお話も聴けてよかったです。(本来であれば、東電や国の代理弁護人ではなく、東電幹部や経産省官僚に聞いて欲しいところですが…)慣れない証言台、法廷ですが、もう少し大きい声で伝えて頂けるとありがたいです。
・証言の原告のみなさま、お疲れ様でした。みなさん、落ち着いて、よく尋問を聞いてしっかり答えていました。やはり現場を誰よりもよく知っていて、避難してきた経過を述べていたのはよくわかります。浅見裁判長が、いじめの事実を詳しく聞いていたのは、避難者の被害にしっかり向き合う姿勢を示したものとして評価できるのではないでしょうか。
・モリタニングポストのこと、受診の際の医師の意見の尋問手法…。相も変わらず、都合のよいデータを引き出すために終始していた被告・国と東電の卑劣さ、学習力のなさ、それしか言えない被告側の冷たさ、無力さが今日も、又、見えていましたね。とくにひどいと思ったのは、中学一年生の暴力を含むいじめ。「福島バイキン帰れ!」に対する全員退学(自主退学と言っているがとんでもない!)、こんな処置、対応をした学校、社会、世間。認識のなさ、偏見と差別は絶対に許さない!
・被告東電や国側の反対尋問は腹が立つものばかりでした。原告側の思いに寄り添うものでないのは当然なのですが、自分たちのしてきたことの責任はそっちのけにして、原告側に避難したのは原告側の勝手だと言わんばかりでした。それぞれの人生、未来を奪ったこと、もっと真剣に受け止めてほしいと思いました。
・ヒナン者といってもひとくくりではなく、1人1人の人生、1人1人の事情や悩みを抱えながら苦渋の決断をしたこと、そしてヒナンしてからも多くの苦労をしておられることがよくわかりました。…何の責任もないのに?
・鍵は子供。子供に対しての母の愛情は知恵の源。学校での子供どうしのいじめは大いに気にかけるべき。
・モニタリングポストの数値に対して、「地上何mの数値ですか?」「土壌は○○ベクレルです」と言ってはだめなんでしょうか?
◆原告への応援メッセージ
・原告の皆さんも、支援する私たちも誰一人として一歩さがる者はいません。未来を信じて前進!
・加害者としての責任を全く感じていない東電、国に、みんなで粘り強く闘っていきましょう!
・引き続き、がんばりましょう。
・頑張りましょう。
・避難者さん達は、福島に残らざるをえなかった人達の思いを代弁してくれていると思います。応援しております。
・国、東電は、当然避難された方に補償すべきだと思いました。
・事故から早6年。住宅支援の打切りや避難区域解除、長引く裁判などいろいろありますが、共に寄り添います。一緒に闘っていきましょう?
・反対尋問はすでにパターン化しているようです。問いと答えのリハーサルをやって臨んでいるのでしょうが、引き続き頑張ってください。
・一人ひとりの気持ちがよく理解できました。生活そのものの、とてつもない破壊に怒りで一杯です。頑張りましょう。できるだけ法廷に足を運びたいと思います。
・原告のみなさんは「ひがい者」であるのに、加害者のような取り調べに怒りを感じた。よくも声をあげてくださったとありがたいと思いつつ、長い時間を過ごしています。声が出せませんが、できる限り支えたい気がしています。
・さらに奮闘してください。同時に体を休めてください。
・勝利まで共に闘い抜きましょう。
・原告の皆さん、お疲れ様でした。毎回毎回、いつもいつも、私達の矢面に立ってくださりありがとうございます。皆様の勇気と頑張りに拍手?頭が下がります。
・原告の方々の話をうかがって、いま被災地にとどまっている人たちも、避難したいと思っている人たち、避難したくてもできない人たちもたくさんおられるのだなあ、と改めて知りました。そういう方たちの思いも一緒に、原告の方々ががんばっておられることを応援したいです。
・原告のうったえにうなづく一方。
・みなさん、どんどん受け答えが上手になっていると思います。
◆京都訴訟に関して
・原告の証言はもれなく聞きたいので、マイクの近くで話すよう(ご本人は気が回らないでしょうから)ご配慮を。
・国の食品基準は高すぎます。生殖系の被害(出生率の回復)まで考えると、1Bq/kg以下でないと危険です。ウクライナ等でバンダジェフスキー達が示しています(事故前は米で0.1Bq/kg以下でした)。
・長期間になると思いますが、応援しています。
・本人尋問をきっかけに、普段なかなか傍聴に来られない原告の方もできる限り参加して、いろいろお話し頂ければと思います。
・傍聴席はもちろん、そのあとにたくさんの人々がこの裁判に関心を持ち見守っていることを署名に託して届けることが大事だと思います。たくさん集まってきているようですが、さらに訴え、どんどん届けましょう。次は1万人署名ですね。どんどん市民に訴えましょう。
(以上)
なお、3月8日の開廷前に公正判決要請署名を第2次提出しました。第1次と合わせて、団体署名は85団体、個人署名は8千筆を超えました。その後も順調に集まっており、次回期日までに100団体、1万筆を超えそうです。
署名は第2次集約(2月末締め切り)で終わりなのか、という質問をいただいていますが、署名は結審までは続けていきます。第3次集約は5月15日(5月26日の第28回期日の開廷前に裁判所に提出)、第4次集約は9月15日(9月29日の結審の日に提出)です。引き続き、ご協力をよろしくお願いします。
by shien_kyoto
| 2017-03-13 09:47
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